プレスリリース:国際バカロレア校の認定

学校教育課

北海道鹿追町教育委員会(草野礼行教育長)は、町立の鹿追中学校(生徒数114人)および瓜幕中学校(生徒数45人)が、国際バカロレア中等教育プログラム(IB MYP)の認定校となったことをお知らせします。

認定までの経緯
2022年に町立2中学校へのIB MYP導入を決定し、2023年春に両校がIB候補校となりました。同年秋以降、IB MYPに準拠した授業へ段階的に移行し、2024年度からは完全準拠の授業を実施しています。2025年11月、国際バカロレア機構による授業視察や各種確認が行われ、12月に両校ともIB MYP認定校として承認されました。

全国初の取り組み
国内のIB認定校は年々増加していますが、その大半は中高一貫校です。学区制の公立中学校でIB認定を受けているのは、本町の2校を含め全国で3校のみ。自治体単位で公立中学校すべてがIB MYPに認定された事例は、本町が全国初となります。

導入の背景と意義
学校現場では「探究が深まらない」「教科横断につながらない」といった課題が指摘されています。本町では、こうした課題を個々の教員の力量に委ねるのではなく、学校全体で共有できる共通の枠組みとして改善する必要があると考え、半世紀以上にわたり「探究」を教育の中核としてきたIBを、中学校教育の共通基盤として位置づけました。

生徒の変化
学ぶ内容や方法を自分で選び、責任をもって取り組むという意味での「自ら学ぶ姿」が、生徒一人ひとりの中に芽生えてきています。生徒の変化を通して、保護者や地域の方々の理解や共感も、少しずつ広がってきています。IB MYPでは、学んだことを地域や社会に還元することが重視されており、約4500人という人口規模や、学校と地域の距離の近さといった本町の環境は、IBの探究を発揮できる土壌となっています。実際、生徒たちは教室の外に出て、地域の課題に向き合い行動につなげる経験を重ね、地域に少しずつ変化をもたらしています。

今回のIB MYP認定は、あくまでスタートラインです。IBという国際的な教育フレームワークを活用し、子どもたちが自らの人生を主体的に舵取りし、将来にわたって学び続けていける力を、地域とともに育んでまいります。
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