鹿追町環境保全センターバイオガスプラント

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バイオガスプラントとは

 バイオガスプラントは家畜ふん尿や生ゴミといった再生可能エネルギーの一つであるバイオマスを嫌気性の微生物が分解することで発生するバイオガスを製造・収集する施設です。バイオガスはメタン60%、二酸化炭素40%と水分、わずかな硫化水素を含んでいます。バイオガスは燃料として利用し、電気や温水、蒸気などの熱エネルギーを施設内で使用する他に、余剰分の電力は売電しています。
バイオガス

国内最大規模となる2基の資源循環型バイオガスプラント

鹿追町環境保全センター 中鹿追施設

中鹿追
【ポイント1】100kWと190kWのコージェネ発電機2基により発電、電気はプラント内で利用する他、余った電力は売電しています。

【ポイント2】メタン発酵後の消化液は良質な有機質肥料として町内の畑や牧草地に散布されます。

【ポイント3】ガス精製:バイオガスは精製圧縮することで、メタンガス用の燃焼機器が使用可能になり、用途が大きく広がります。鹿追町では温室ハウス、バイオマス自動車、一般ガス器具での使用を通して調査・研究を行っています。

【ポイント4】熱利用:ガス発電機のコージェネレーション及びガス温水ボイラーから得られた熱エネルギーを活用して冬期間の作物栽培試験やチョウザメの養殖を実施しています。

【ポイント5】水素サプライチェーン実証事業:バイオガスに含まれるメタンから水素を製造し、貯蔵、輸送、供給までを含めた実証事業に協力しています。

鹿追町環境保全センター 瓜幕施設

瓜幕
【ポイント1】250kWのコージェネ発電機4基により発電、電気はプラント内で利用する他、余った電力は売電しています。

【ポイント2】メタン発酵後の消化液は良質な有機質肥料として町内の畑や牧草地に散布されます。

【ポイント3】施設規模:町内1基目の集中型バイオガスプラント(中鹿追施設)に比べて2.5倍以上の処理能力と発電能力となり、1基目での経験を活かした各種改良が施されています。

【ポイント4】熱利用:ガス発電機のコージェネレーションから得られた熱エネルギーを活用して水耕栽培試験を行っています。
このページの情報に関するお問い合わせ先
農業振興課 環境保全センター係 TEL:0156-66-4035