プロパンガスを使用されている皆様へ

 プロパンガス(LPガス)は、国内で約2,400万世帯の家庭で使われています。主力のガスコンロや給湯器、おなじみのカセットコンロの他、最近では屋外バーベーキュー用グリルや耕運機など、LPガスの特長を活かした多種多様な機器が市販されており、便利で身近な燃料ではありますが、毎年、火災や漏えい事故が多数発生していますので、配管及び機器等の点検を徹底され、取扱いには十分注意してください。

ガス漏れ・爆発事故を防ぐポイント

 〇 ガス器具を使用しない時は、必ずガス栓を閉めましょう。
 〇 ゴム管にヒビやこげた跡などの異常がないかこまめに確認しましょう。
 〇 ガスくさいなどの異常を感じた時は、LPガス販売店に緊急連絡しましょう。
 〇 ガス警報器等の安全機器を設置し、定期的に点検や交換しましょう。
 〇 LPガス販売店から交付された周知文書などの事項を守りましょう。

Siセンサーコンロで消し忘れによる火災を防ぎましょう

 令和元年中に全国で発生した火災原因は、第 1 位「たばこ」、第 2 位「たき火」第 3 位 「コンロ」 となっています。 コンロの中でもガスコンロによるものが約 9 割であり、その安全性を高めるため、現在ではSiセンサーという自動消火機能などの安全装置付きの製品が標準 となっています 。鹿追消防署では、火災予防の一環 として入れ替えをお勧めし て い ます。

プロパンガスの貯蔵量により消防署への届出義務があります

 消防法令により、火災予防又は消火活動に重大な支障を生ずるおそれのある物質に指定されており、300キログラム以上貯蔵する場合は、その開始時と廃止時には鹿追消防署に届出書を提出してください。

住宅向けバルク式タンク

 住宅等にバルク式タンクを設置して、コンロ、給湯、暖房などの使用燃料をプロパンガス(LPガス)にしている場合。

▶ 最大貯蔵量が300キログラム以上となるため、届出が必要で
 す。(300キログラム、500キログラムタイプがある。)

※ バルク式タンクとは、バルクローリー(専用車両)から直
 接プロパンガスを充てんする方式のタンクです。

配送ボンベの連結

 プロパンガス(LPガス)ボンベを連結して貯蔵する場合は、各ボンベの数量の合計になります。

▶ 50キログラムのボンベ × 6本 以上= 300キログラム以上と
 なり届出が必要となります。

※ 共同住宅、飲食店、ホテル・旅館、公共施設など
このページの情報に関するお問い合わせ先
とかち広域消防事務組合 鹿追消防署TEL:0156-66-2201FAX:0156-66-3919