神田日勝開拓入植地

史跡No.84 神田日勝開拓入植地

 昭和12年12月8日、東京板橋区で神田家の次男として生まれた神田日勝は、東京大空襲を受け、昭和20年8月14日家族と共に拓北農兵隊としてこの地に入植した。

 中学校卒業と同時に家業を継ぎ、営農のかたわら独学で油絵を描き、地元帯広の平原社展に『痩馬』を初出品。その後も鹿追を離れることなく、牛馬などを題材に全道展、独立展等に作品を応募した。

昭和45年8月25日、突然の病により惜しくも32才で生涯を閉じた。描きかけの状態でアトリエに遺された未完の作品『馬(絶筆・未完)』は、没後に彼の代表作となった。

神田日勝開拓入植地にかかる資料

鹿追図書館所蔵本のご案内

  • 『神田日勝 大地への筆触展図録』【北海道新聞社 2020発行】
  • 『神田日勝作品集成』【神田日勝記念美術館 2019.3.31発行】
  • 『未完の馬』【高橋揆一朗 1995.4.1発行】
  • 『神田日勝 北辺のリアリスト』【鈴木 正實 1984.4.25発行】
  • 『神田日勝』【らんぷの会編集 1977.5.15発行】
  • 『二度生きる神田日勝の世界』 【鈴木 正實 2000.4.18発行】
  • 『私の神田日勝』 【神田ミサ子  1992.2.5発行】
  • 『神田日勝・深井克美展』 【練馬区立美術館 1998.2発行】
  • 『神田日勝デッサン集』 【鈴木 正實 監修 神田日勝記念館 編 1999.10.20発行】
  • 『神田日勝画集』 【北海道新聞社 1997.2.7発行】
  • 『画集 神田日勝』 【北海道新聞社 1995.10.20発行】 など

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