拓鉄鉄道鹿追駅跡と旧拓鉄機関車

史跡No.76 拓鉄鉄道鹿追駅跡

拓鉄鉄道鹿追駅跡
 十勝北部地域開発を目的に鉄道敷設計画が樹てられ、大正12年鉄道大臣の認可を得て、同年北海道拓殖鉄道株式会社が設立されました。
昭和3年、新得-鹿追間の営業が開始され、農林産物と旅客輸送の動脈として地域開発に大きな使命を果たしましたが、陸上輸送の形体が変わり昭和43年全線廃止となりました。

 昭和3年創設の北海道拓殖鉄道(社長中木伊三郎氏)は、鹿追町の開拓の歴史の中で忘れられない大きな功績を残し、昭和43年廃線になるまで、40年間鹿追町と共に歩み続けました。
ここに保存された8622機関車は創設者中木伊三郎氏の2代目平三郎氏のご厚意により寄贈を受け、開拓の昔を知る関係住民の絶大な協賛寄付金によって保存されることになりました。 
郷土鹿追の限りない発展の礎としての拓殖鉄道の歴史を、ここに住む人々は永く忘れることはないと信じます。

地図

拓鉄鉄道鹿追駅跡
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