鹿追町

　集中型のバイオガスプラント、各農家へ個別型で整備すべきでは？（2014.6月号掲載）

　集中型プラントのメリットは、経営の大小規模にかかわらず参加する意思があればだれもが参加可能であり、参加によるメリットが享受できますが、個別では比較的大型の酪農家だけが実現可能であることから本町の経営規模では限られた農家だけになり、多面的な問題は解決できないことになります。
　1基目のプラントの実施目的は、市街地周辺酪農家の臭気対策など環境問題も大きな課題であっただけに集中型プラントの選択をせざるを得なかったのであります。いただいたご意見のとおり個別型プラントの優れた点もありますが、集中型のほうがよりメリットが多面的であると考えているところでありますのでご理解賜りたくお願い申し上げます。
　基幹産業である農業から排出される家畜排せつ物などをバイオマス資源として有効活用を図ることにより、農業の生産性向上はもとより地域循環型社会の構築が推進されます。町民の皆さまが安心して暮らせるまちづくりを今後も推進してまいりますのでよろしくお願いいたします。