固定資産の売買価格と課税評価額との乖離について

みなさまの声

 固定資産の売買価格は、固定資産税の課税評価額より安いのが実情。評価額を見直すべきでは?(2014.9月号掲載)

鹿追町の見解・回答

 日頃より、本町の税務行政に対しまして、ご理解、ご協力をいただきありがとうございます。
 固定資産税を算出する時に使用する評価額とは、国が定めた『固定資産評価基準』に基づいて、不動産鑑定士が実際の取引価格や公示価格などを基礎として算定した鑑定評価額の7割がめどとなっております。
 それに対して実際の売買価格は、売り主と買い主双方の事情により成立した価格であったり、売り主や不動産業者などの希望価格による場合もあり、考え方には幅があり曖昧になることもあります。よってその不動産の評価額が必ずしも実際の売買価格に反映されないことが現状です。
 本町でも、同じく固定資産評価基準に準じて評価額を算定しており、また売買価格は前述の理由により算出することから、評価額と売買価格に差が生じる現状をご理解願います。
 最後に、土地・家屋の価格は3年ごとに見直し(これを評価替えといいます)、原則として評価替えの年度から3年間は価格が据え置かれ、平成27年度が評価替えとなります。
(町民課税務係)
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