とかち鹿追ジオパークの概要

日本ジオパークとは
とかち鹿追ジオパークとは

 地球が生み出した地形や地質、そこから生み出される人々の営みや自然の姿を感じ、楽しむ事を『ジオツーリズム』と呼びます。
 鹿追町は古くから、山や川、そこにある自然の成り立ちや仕組みについて気づき、学ぶ場として、観光や学習の場として利用されてきました。
 地学的にも特徴的な素晴らしい自然の特性を持つことから、これを保全しつつ、伝える場として利用するひとつの方法として、ジオパーク活動を推進しています。
 日本ジオパークネットワークの認定を受けた地域が、ジオパークとして活動することができます。とかち鹿追ジオパークは、2013年12月に国内33地域目のジオパークとして認定されました。
 日本ジオパークネットワークでは、現在国内に31地域の日本ジオパークと、8地域の世界ジオパークを認定しています。(2016年6月現在)
 とかち鹿追ジオパークは、他のジオパークには見られない「凍れ(しばれ)」という特徴を持ったジオパークとして認定を受けています。

ジオパークにに関連するポイント

基幹産業 農業・酪農業

 鹿追町は十勝平野の北西部に位置する農業と酪農が盛んな町です。
 火山と水の作用が生み出した高原では、豊かな作物が生産されており、高い評価を受けています。
 また、広大な農業地帯をJA鹿追町の持つ日本最大級のコントラ事業によって補っており、高い質と生産能力を生み出しています。

然別火山群

然別火山群
 鹿追町の持つもう一つの特徴は、懐深い自然です。
然別(しかりべつ)火山群と呼ばれる溶岩で形成された山々と、その中にひっそりと佇む湖沼群です。
 代表的な湖であるしかりべつ湖は、北海道の大型の湖の中でも最高所にあり、その透明度は2013年7月現在で19m40cm(非公式)。透明度は日本の湖の中でもトップクラスを誇っています。
 また、火山によって陸封された湖では、数万年の歳月を経て、北海道指定天然記念物の「然別湖のオショロコマ生息地に棲むイワナ」を誕生させました。

しばれの大地

ナキウサギ
 北海道では氷点下に冷え込む事を『しばれる』と言います。
 そんな冷え込みの厳しい冬。このしばれの大地が、素晴らしい物語を紡ぎ出しました。

 遙か4,000年もの昔から、溶けることなく成長を続けた永久凍土は、この溶岩の山々に不思議で感動的な命のドラマを生み出し、それは今も絶えることなく今もなお脈々と続いています。
 そこに生きる生き物達の息づかいに近づく事もできます。
しかりべつ湖コタン
 また、このしばれの大地は私たち人間にとっても感動的な物語を与えてくれました。時に-37℃(2004年)まで冷え込む然別湖周辺では、湖が完全結氷します。
 しかりべつ湖では、この『しばれ』を利用して、雪と氷のイベント『しかりべつ湖コタン』を催します。
 これは、雪と氷を使ってアラスカのイヌイット達の家をモチーフにしたオリジナルの構造物『イグルー』を制作して、然別湖に冬だけ現れる幻の村『しかりべつ湖コタン』を作り上げるイベントです。
 天井までの高さが4mを越える巨大なイグルーには、木材や金属などのいわゆる補強は一切使われておらず、全てが雪と氷でできているのが特徴です。
 また、氷結した湖上に作り上げた『氷上露天風呂』は、ここだけで楽しめる幻想的な世界です。
 ※しかりべつ湖コタン 及び 氷上露天風呂は、然別湖コタン実行委員会の登録商標です。

そこに住む人々の営みに・・・

子供達への教育
 鹿追町に住む人たちへ、自分たちの暮らす風土に愛着を持って生きて欲しい。
 そんな願いを込めて、はじまった取り組みがあります。
 子供達への教育『しかおい学』という授業。
 これに自然環境教育を付帯させた授業として、『新地球学』を誕生させました。

 自分たちが住んでいる町を潤す豊かな水はどこから?
 町のほぼ半分を占める広大な森林や山岳が、生み出す豊かな自然がもたらす物や事。
 時には厳しく人の営みに襲いかかる自然の力。
 色々な物事を知り、自分たちの暮らす大地について学ぶ授業です。

 子供達が自分の故郷に愛着を持つこと、自分たちの環境を自分たちで守ること。
 その基盤の整備をすすめています。

然別湖周辺の自然を紹介するガイド

しかりべつ湖ネイチャーセンター

 然別湖でのカヌーや森や川の散策。
 ジオツアーに準拠した『苔の森の散策』を実施しています。

ボレアルフォレスト

 然別湖でのカヌーや森の散策。
 然別湖をこよなく愛するガイドが森のご案内をしています。

地域の食を楽しめるレストラン

 鹿追町には美味しいレストランがたくさんあります。
 お店がたくさんあるので、ここでは紹介しきれないので、鹿追町観光協会のWebサイトをご覧ください。
 
 とかち鹿追ジオパーク推進協議会
  住  所:北海道河東郡鹿追瓜幕西29線28番地2
  電話番号:0156-67-2089 FAX:0156-67-2099