スズメバチ対策

身を守るための予防・撃退・刺された時の対処方法を確認しましょう!

 自然豊かな鹿追町では、どこにスズメバチの巣ができても不思議ではありません。
 5 月・6 月頃から巣作りを始めますので、身の安全を保ち刺されないようにするためには、捕獲による予防策と住居周辺をこまめに確認し、巣が小さいうちに「ハチ専用スプレー」にて撃退することが必要です。
 また、スズメバチに刺されて命を落とす危険性があるのは、アレルギー反応(息苦しさ、じんましん、吐き気など)が出現した場合です。対処方法についても知っておく必要があります。
◆ 巣を作る時期からハチ捕り器を仕掛けて退治しましょう
 スズメバチは5 月・6 月頃から巣作りを始めます。一番効果的な予防策は、巣を作る時期にハチ捕り器を用いて退治してしまうことです。
 また、秋までの期間、定期的にハチ捕り器の誘引剤を入れ替え、仕掛ける場所を変えるなど工夫しながら続けることも必要です。
◆ ハチ専用スプレーで撃退しましょう
 スズメバチの撃退には、「ハチ」又は「ハチ・アブ」用としてスーパーやホームセンターで販売されているスプレーが効果的です。飛来してきたスズメバチや作りはじめの巣を撃退するため、「ハチ用スプレー」を備えましょう。

〇 ハエ・蚊用の殺虫スプレーは効果が低く反撃される危険がありますので、「ハチ用スプレー」を使用してくだ
 さい。
〇 ハチ用スプレーの噴射距離を確認し、ハチや巣に噴射する場合は、振動などでハチを刺激しないよう噴射距離
 以上離れた位置からスプレーを噴射しながら徐々に近づき撃退する。
〇 巣を撃退する場合は、巣の大きさがソフトボールより小さく、巣の入口に1~2匹のスズメバチが飛んでいる程
 度までとし、無理はしないようにしましょう。
◆ 刺された時の対処方法
 スズメバチに刺された時の「命の危険」は、アレルギー症状が重症化して引き起こされるアナフィラキシーショック(全身血流量が減少し、重要臓器に十分な酸素が届かなくなる緊急状態)によるものです。
 一般的に危険の有無は、アレルギー反応(息苦しさ、じんましん、吐き気など)の有無です。異変を感じた場合は、直ちに病院受診や救急車を呼びましょう。
<刺された時の対処方法>
〇 すぐその場から離れる
〇 傷口を洗い、冷やす
〇 アレルギー反応(息苦しさ、じんましん、吐き気など)があれば病院受診する
  意識低下などの異変がある場合はすぐに救急車を呼ぶ(119番通報)

スズメバチの巣の駆除について

◆ 私有地(一般住宅・敷地内) ※事業所を除く
 一般住宅の軒下や庭木などにスズメバチの巣がある場合は、ご相談ください。
 ただし、高所や建物内部に巣ができているなど技術的に難しい場合は、対応できないことがあります。

〇 原則として駆除作業時に使用する「ハチ用スプレー」の提供をお願いします
※ 毎年のようにスズメバチの巣ができてしまう場所の近くには上記ハチ捕り器などを設置し、予防対策をおねが
 いします。

<相談先>
 町民課 住民生活係 66-4031(内171・172)
◆ 事業所等
 事業所の建物及び敷地などにできたスズメバチの巣は、専門業者に依頼するなど事業者にて駆除してください。
 また、事業者が駆除作業を行う場合の「駆除スーツ」については、無料で貸し出しますので、事前予約のうえ、ご利用ください。

<予約先>
 町民課 住民生活係 66-4031(内171・172)
このページの情報に関するお問い合わせ先
町民課TEL:0156-66-4031FAX:0156-66-1020