避難訓練(自衛消防訓練)

 自衛消防活動の習熟度は、火災発生時に事業所の被害を左右する大事な要素となります。また、道路の寸断などで消防機関が活動しにくい状況が想定される地震災害においては、特に重要となってきます。
 普段から効果的な避難訓練(自衛消防訓練)を実施し、自衛消防活動能力を高めておきましょう。

訓練の回数

 事業所などの用途によって年間の訓練回数が法令により定められています。

 ▶ 特定防火対象物   年2回以上
 ▶ 非特定防火対象物  定期な実施(消防計画で定める)
 ※ 詳しくは、下記「防火対象物の用途」のページをご確認ください。

【防火対象物定期点検報告制度の特例認定施設】
 消火訓練及び避難訓練を1年に2回以上実施し、あらかじめ消防機関に通報していることが認定要件となりますので、特に注意が必要となります。
 ※ 詳しくは、下記「防火対象物定期点検報告制度・特例認定制度」のページをご確認ください。

訓練の事前通知と相談

 訓練を行うときは、あらかじめ管轄消防署に通報するよう法令により定められています。また、鹿追消防署予防係では、効果的な訓練が実施できるよう事前相談など、町内事業所のサポートを行っておりますので、以下の事項に留意し、ご相談ください。

【消防署への事前通知】
 〇 防火管理者等は、事前に「防火活動(自衛消防訓練)実施通知書」を鹿追消防署長に2部提出してくだ
      さい。(その1部に届出済の印を押印して届出者に交付します。)
【消防職員の立会指導】
 〇  訓練当日に消防職員の立会指導を希望される場合は、日程調整が必要となりますので、14日前までには
   上記通知書を提出し、日程調整してください。
         (候補日は、可能な限り連続する3日間を確保してください。)

【訓練内容の事前相談】
 〇  訓練内容等の事前相談は、上記日程調整と同様に14日前までにはご相談ください。

訓練内容

 火災発生時を想定した「総合訓練」を年1回以上実施するほか、個別訓練や地震想定の訓練も行うようにしましょう。

【火災想定の総合訓練】
 〇 「避難訓練実施マニュアル(総合訓練編)」を参考として、消防計画に基づく訓練計画を策定し、総
   合訓練を実施しましょう。
   また、訓練実施後は、検証により課題を洗い出し、必要に応じて消防計画を見直しましょう。

 ※ 消防計画に関する詳細は、下記「防火・防災管理者講習(とかち広域消防局)」のページをご確認ください。
【個別・地震訓練】
 〇  個別訓練・・・通報訓練、避難誘導訓練、防護訓練、初期消火訓練、煙体験訓練など
 〇  地震訓練・・・落下物防ぎょ訓練、避難誘導訓練、地震による火災発生時の初期消火訓練など

訓練実施結果の報告

 各種訓練実施後は、その訓練内容と検証等の結果をまとめ、「防火活動(自衛消防訓練)実施報告書」を鹿追消防署長に提出してください。
 また、訓練の検証により疑義等が生じた場合は、鹿追消防署予防係に相談するようにしましょう。

※ 様式は、上記「防火活動(自衛消防訓練)実施通知書・報告書」はこちらよりダウンロードしてください。
 (記入例もあります。)
このページの情報に関するお問い合わせ先
とかち広域消防事務組合 鹿追消防署 予防係TEL:0156-66-2201FAX:0156-66-3919