鹿追焼展示室

緋襷

緋襷(ひだすき)は、火襷とも言われ作品に釉薬(うわぐすり)を施さず
稲藁を巻き付けて焼いた焼物。
土の種類や焼き方によって、赤、橙、白、黒、金など様々な色の模様が
現わす。緋色(火色)の襷が掛かっているように見えることから緋襷と
言われるようになった。

灰釉

灰釉(かいゆう)は、主に木の灰を原料にして作品の表面に付着させ焼い
た焼物。土や灰の種類、焼き方にによって表情が大きく変化する。

炭化

炭化(たんか)は、釉薬(うわぐすり)を施さず木炭を使って色の表現を
行う焼き方。赤、白、黄、黒、青、金など様々に発色する。

織部

織部釉(おりべ)は桃山時代の頃、岐阜県土岐市付近で始まり主に美濃地
方で焼かれた焼物とされる。釉薬に含まれる銅が緑、青に発色する。

青瓷

青瓷釉(せいじ)の起源は中国で約2000年前の後漢時代に青磁の原型と
される(原始青磁)が誕生したとされる。宗教的な儀式で使用する青銅器
を模し、色は翡翠(ひすい)で高貴な器としてあつかわれた。
釉薬に含まれる鉄が変化する事によって緑、青、黄など様々に発色する。
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