教育行政執行方針
令和8年第1回鹿追町議会定例会の開会にあたり、教育行政執行の方針を申し上げます。
昨年度、本町は国際バカロレア中等教育プログラムの認定を受けた鹿追中学校及び瓜幕中学校を中心に、探究教育の充実を進めてまいりました。学校現場では子どもたちの主体的な学びの姿が数多く見られ、地域の皆様からも温かいご支援をいただきながら、着実に歩みを進めることができました。
令和8年度は、本町が長年取り組んできた幼小中高一貫教育をさらに進化させ、学校教育において「鹿追創生アカデミアプロジェクト」を新たに立ち上げてまいります。同時に社会教育の充実により、学校だけでなく家庭も地域も、そして町全体が学びの場となり、町民すべてが学び合う環境を実現してまいります。
【学校教育について】
1. 幼小中高一貫教育による探究教育の全町展開
本町が長年取り組んできた幼小中高一貫教育の強みを生かし、国際バカロレア教育を核とした探究教育を展開してまいります。中学校ではIB認定校として、コミュニティプロジェクトを充実させ地域の企業や団体との連携を強化し、小学校では発達段階に応じた探究学習を確立して地域の自然、産業、歴史、文化を教材として活用してまいります。こども園では遊びや体験を通じて探究の芽を育み、北海道鹿追高等学校ではIB認定に向けた要望を継続的に行いながら、探究教育をさらに支援してまいります。
2. 誰一人取り残さないインクルーシブ教育の推進
幼小中高一貫教育の中で、すべての子どもたちが安心して学べる環境を実現してまいります。教育支援センターの機能を強化し、不登校の子どもたちへの支援を充実させるとともにアウトリーチ型の支援体制を新たに整備し、ICTを活用したオンライン学習により学校に通えない子どもたちにも質の高い学習機会を提供してまいります。特別支援教育では一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を充実させ、障がいのある子どもとない子どもが共に学ぶ環境づくりを進めてまいります。
3. 学校・家庭・地域の連携協働の深化
幼小中高一貫教育を地域全体で支える体制を構築してまいります。学校運営協議会を通じて地域の皆様と課題を共有し地域の知恵と力を結集するとともに、地域学校協働活動を通じて地域の方々に学習支援や環境整備などでご協力をいただいてまいります。また中学生のコミュニティプロジェクトや鹿追高校の「鹿追創生プロジェクト」では、地域の企業や団体と連携しながら生徒たちが地域課題の解決に取り組む実践的な学びを実現し、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちを育む環境を整えてまいります。
【社会教育について】
社会教育は学校教育と並び、学び合いを実現する上で極めて重要な役割を担っております。人生100年時代において、すべての町民の皆様が生涯にわたって学び続け、その学びを地域社会に還元していくことが持続可能な地域づくりの基盤となります。
1. 生涯学習社会の実現
公民館をはじめとする社会教育施設は、町民の皆様の学びの拠点であると同時に、人と人がつながり地域コミュニティを育む場でもあります。令和8年度は多様な学習機会の提供を一層充実させ、趣味や教養を高める講座から現代的な課題に対応した学習まで町民の皆様のニーズに応じた学習プログラムを開発するとともに、リカレント教育を推進し社会人の学び直しを支援してまいります。
2. 社会教育と学校教育の連携による地域教育力の向上
社会教育と学校教育は車の両輪として機能することで、地域全体の教育力を高めることができます。地域学校協働活動を通じて地域の多様な人材の皆様と学校をつなぎ、子どもたちの学びを豊かにするとともに、社会教育主事や社会教育士の養成・活用を進め、地域における学びのコーディネーターとして活躍いただく体制を構築してまいります。家庭教育支援では子育て支援課と連携しながら、保護者の皆様への学習機会の提供や相談支援を充実させてまいります。
3. 文化・芸術、スポーツの振興と文化財事業の推進
豊かな心と健やかな体を育むため、町民の皆様が「いつでも、どこでも、何でも」学ぶことができ、その学習成果を地域や暮らしに生かせる環境づくりを進め、文化・芸術活動とスポーツの振興に取り組んでまいります。
本年度から着手する町民ホールの改修においては、施設の老朽化に対応した長寿命化および省エネルギー化改修を行い、将来にわたる学びの場の整備を図ります。改修に伴う長期休業期間中も、各種生涯学習施設の連携により活動場所を維持するとともに、部活動地域展開を見据えた文化・スポーツ団体への支援や次世代を担う人材の育成に努めてまいります。
神田日勝記念美術館は、施設改修により年度内は休館となりますが、この期間を活用し、道内外の関係者からの聞き取りなどを通じて、日勝作品の研究調査を集中的に実施してまいります。また、企画展の内容充実に向け、学芸員等の研修や他の美術館との学術交流を深め、令和9年度の開館および企画展の充実に向けた準備を進めます。さらに、友の会等の関係団体との連携や、馬耕忌・日勝祭、子ども向けイベント等を通じて、日勝ファンの裾野拡大に努めてまいります。
図書館は、開館40周年を迎えることから、より一層の蔵書の充実と読書環境の整備、知的好奇心を刺激する事業を進めます。町民の皆様の読書活動を支援し、人がつながり交流が生まれる図書館を目指してまいります。文化財事業については、然別火山群のオパール産地及び2月に指定を受けた「鹿追村鳥瞰図」などの町指定文化財の適正な保護と保全に努め、その学術価値の調査・研究を進めるとともに、とかち鹿追ジオパークなどと連携してこれら貴重な財産を次世代へ継承し、町民の皆様が郷土への愛着と誇りを育み、文化を継承する意識を醸成してまいります。
スポーツ振興については、総合スポーツセンターをはじめとする拠点施設を活用し、体育連盟や各スポーツ少年団などの関係団体と連携しながら、町民の健康の維持増進と体力の向上を図るとともに、「町民ひとり1スポーツ」の推進に取り組んでまいります。健康温水プールにおいては、照明のLED化や長寿命化改修を実施し、将来に向けた健康づくり環境の整備を進めてまいります。
【結びに】
以上、令和8年度の教育行政執行の方針について申し上げました。
「鹿追創生アカデミアプロジェクト」のスタートとなる令和8年度は、学校教育において幼小中高一貫教育をさらに進化させるとともに、社会教育の充実により町民すべてが学び合う環境を整えてまいります。子どもたち一人ひとりのウェルビーイングを高め持続可能な社会の創り手を育成するとともに、大人も共に学び成長していく教育を実現してまいります。
この取組は町民の皆様お一人おひとりが教育の担い手となり、子どもたちの成長を温かく見守り支え励まし、そして大人自身も学び続けることで実現するものであります。
令和8年度は、町民ホール及び神田日勝記念美術館が大型改修により長期休業となります。文化活動の中核を担う施設の休業により町民の皆様には大変ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、この間も可能な限り代替の場所を確保するなど文化・芸術活動への影響を最小限に抑える工夫をしてまいります。
議員各位並びに町民の皆様には、本町の教育行政に対しましてより一層のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げまして、教育行政執行方針といたします。
昨年度、本町は国際バカロレア中等教育プログラムの認定を受けた鹿追中学校及び瓜幕中学校を中心に、探究教育の充実を進めてまいりました。学校現場では子どもたちの主体的な学びの姿が数多く見られ、地域の皆様からも温かいご支援をいただきながら、着実に歩みを進めることができました。
令和8年度は、本町が長年取り組んできた幼小中高一貫教育をさらに進化させ、学校教育において「鹿追創生アカデミアプロジェクト」を新たに立ち上げてまいります。同時に社会教育の充実により、学校だけでなく家庭も地域も、そして町全体が学びの場となり、町民すべてが学び合う環境を実現してまいります。
【学校教育について】
~鹿追創生アカデミアプロジェクトの推進~
令和8年度から、学校教育の施策を総合的に推進するため「鹿追創生アカデミアプロジェクト」を新たに立ち上げます。このプロジェクトは、本町が長年培ってきた幼小中高一貫教育の理念と実践を基盤としながら、国際バカロレア教育を核として、探究教育の全町展開、インクルーシブ教育の推進、学校と社会の接続という三つの柱により、教育を通じて地域を活性化し、地域の力で教育を支える好循環を生み出すものであります。1. 幼小中高一貫教育による探究教育の全町展開
本町が長年取り組んできた幼小中高一貫教育の強みを生かし、国際バカロレア教育を核とした探究教育を展開してまいります。中学校ではIB認定校として、コミュニティプロジェクトを充実させ地域の企業や団体との連携を強化し、小学校では発達段階に応じた探究学習を確立して地域の自然、産業、歴史、文化を教材として活用してまいります。こども園では遊びや体験を通じて探究の芽を育み、北海道鹿追高等学校ではIB認定に向けた要望を継続的に行いながら、探究教育をさらに支援してまいります。
2. 誰一人取り残さないインクルーシブ教育の推進
幼小中高一貫教育の中で、すべての子どもたちが安心して学べる環境を実現してまいります。教育支援センターの機能を強化し、不登校の子どもたちへの支援を充実させるとともにアウトリーチ型の支援体制を新たに整備し、ICTを活用したオンライン学習により学校に通えない子どもたちにも質の高い学習機会を提供してまいります。特別支援教育では一人ひとりの教育的ニーズに応じた支援を充実させ、障がいのある子どもとない子どもが共に学ぶ環境づくりを進めてまいります。
3. 学校・家庭・地域の連携協働の深化
幼小中高一貫教育を地域全体で支える体制を構築してまいります。学校運営協議会を通じて地域の皆様と課題を共有し地域の知恵と力を結集するとともに、地域学校協働活動を通じて地域の方々に学習支援や環境整備などでご協力をいただいてまいります。また中学生のコミュニティプロジェクトや鹿追高校の「鹿追創生プロジェクト」では、地域の企業や団体と連携しながら生徒たちが地域課題の解決に取り組む実践的な学びを実現し、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちを育む環境を整えてまいります。
【社会教育について】
社会教育は学校教育と並び、学び合いを実現する上で極めて重要な役割を担っております。人生100年時代において、すべての町民の皆様が生涯にわたって学び続け、その学びを地域社会に還元していくことが持続可能な地域づくりの基盤となります。
1. 生涯学習社会の実現
公民館をはじめとする社会教育施設は、町民の皆様の学びの拠点であると同時に、人と人がつながり地域コミュニティを育む場でもあります。令和8年度は多様な学習機会の提供を一層充実させ、趣味や教養を高める講座から現代的な課題に対応した学習まで町民の皆様のニーズに応じた学習プログラムを開発するとともに、リカレント教育を推進し社会人の学び直しを支援してまいります。
2. 社会教育と学校教育の連携による地域教育力の向上
社会教育と学校教育は車の両輪として機能することで、地域全体の教育力を高めることができます。地域学校協働活動を通じて地域の多様な人材の皆様と学校をつなぎ、子どもたちの学びを豊かにするとともに、社会教育主事や社会教育士の養成・活用を進め、地域における学びのコーディネーターとして活躍いただく体制を構築してまいります。家庭教育支援では子育て支援課と連携しながら、保護者の皆様への学習機会の提供や相談支援を充実させてまいります。
3. 文化・芸術、スポーツの振興と文化財事業の推進
豊かな心と健やかな体を育むため、町民の皆様が「いつでも、どこでも、何でも」学ぶことができ、その学習成果を地域や暮らしに生かせる環境づくりを進め、文化・芸術活動とスポーツの振興に取り組んでまいります。
本年度から着手する町民ホールの改修においては、施設の老朽化に対応した長寿命化および省エネルギー化改修を行い、将来にわたる学びの場の整備を図ります。改修に伴う長期休業期間中も、各種生涯学習施設の連携により活動場所を維持するとともに、部活動地域展開を見据えた文化・スポーツ団体への支援や次世代を担う人材の育成に努めてまいります。
神田日勝記念美術館は、施設改修により年度内は休館となりますが、この期間を活用し、道内外の関係者からの聞き取りなどを通じて、日勝作品の研究調査を集中的に実施してまいります。また、企画展の内容充実に向け、学芸員等の研修や他の美術館との学術交流を深め、令和9年度の開館および企画展の充実に向けた準備を進めます。さらに、友の会等の関係団体との連携や、馬耕忌・日勝祭、子ども向けイベント等を通じて、日勝ファンの裾野拡大に努めてまいります。
図書館は、開館40周年を迎えることから、より一層の蔵書の充実と読書環境の整備、知的好奇心を刺激する事業を進めます。町民の皆様の読書活動を支援し、人がつながり交流が生まれる図書館を目指してまいります。文化財事業については、然別火山群のオパール産地及び2月に指定を受けた「鹿追村鳥瞰図」などの町指定文化財の適正な保護と保全に努め、その学術価値の調査・研究を進めるとともに、とかち鹿追ジオパークなどと連携してこれら貴重な財産を次世代へ継承し、町民の皆様が郷土への愛着と誇りを育み、文化を継承する意識を醸成してまいります。
スポーツ振興については、総合スポーツセンターをはじめとする拠点施設を活用し、体育連盟や各スポーツ少年団などの関係団体と連携しながら、町民の健康の維持増進と体力の向上を図るとともに、「町民ひとり1スポーツ」の推進に取り組んでまいります。健康温水プールにおいては、照明のLED化や長寿命化改修を実施し、将来に向けた健康づくり環境の整備を進めてまいります。
【結びに】
以上、令和8年度の教育行政執行の方針について申し上げました。
「鹿追創生アカデミアプロジェクト」のスタートとなる令和8年度は、学校教育において幼小中高一貫教育をさらに進化させるとともに、社会教育の充実により町民すべてが学び合う環境を整えてまいります。子どもたち一人ひとりのウェルビーイングを高め持続可能な社会の創り手を育成するとともに、大人も共に学び成長していく教育を実現してまいります。
この取組は町民の皆様お一人おひとりが教育の担い手となり、子どもたちの成長を温かく見守り支え励まし、そして大人自身も学び続けることで実現するものであります。
令和8年度は、町民ホール及び神田日勝記念美術館が大型改修により長期休業となります。文化活動の中核を担う施設の休業により町民の皆様には大変ご不便とご迷惑をおかけいたしますが、この間も可能な限り代替の場所を確保するなど文化・芸術活動への影響を最小限に抑える工夫をしてまいります。
議員各位並びに町民の皆様には、本町の教育行政に対しましてより一層のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げまして、教育行政執行方針といたします。
このページの情報に関するお問い合わせ先
教育委員会学校教育課TEL:0156-66-2646FAX:0156-66-1859
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