製土作業1

原土粉砕

山から掘り出した粘土の中には石や草、木の枝などの不要な物が混在するため、一度粘土を乾燥し、フレットミル(粉砕機)で細かく砕いた後に60目程度のふるいに通してゴミなどを取り除きます。

水簸

水をはったポリバケツの中に粉砕した粘土を入れミキサーで撹拌し泥水を作ります。
粘土が完全に水に溶けるまで撹拌し、決められた沈殿時間で排水します。
浮力の大きいゴミは最上部に、砂など粒が大きい物は最下部にたまります。小さいゴミなどが泥水にまぎれているので180目のふるいに通し取り除きます。
排水作業を繰り返し行い、ポリ容器に幾つも溜めて濃い泥漿をつくります。

脱水

ポリ容器に溜めた濃い泥漿をフィルタープレスを使って余分な水分を脱水し粘土の塊を作ります。

練上げ

フィルタープレスから取り出したケーキ状の粘土を保管し易くするため土練機で棒状にします。

保管

棒状になった粘土は10kgずつビニールで包み地下室で最低1年以上寝かし制作粘土として使用します。
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