指定文化財

鹿追町指定文化財 第1号
 『白蛇姫舞』
 
 指定年月日 平成21年4月1日

 白蛇姫舞は、昭和47年に鹿追商工会青年部の町おこし事業として、然別湖にまつわる伝説を基に生み出され、同年、第1回然別湖白蛇姫祭にて披露された(現在、白蛇姫まつりは毎年7月第1週の土曜日に開催)。翌昭和48年に鹿追町白蛇姫舞保存会が発足し、町の伝統文化として受け継がれている。
 伝説の地の然別湖畔での幻想的な舞は評判を呼び、町内のみならず国内外各所で舞われ、人々を魅了している。
鹿追町指定文化財 第2号
 『北海道拓殖鉄道蒸気機関車車両』
 
 指定年月日 平成21年4月1日

 大正時代に十勝北部地域開発を目的として鉄道敷設計画が樹てられ、北海道拓殖鉄道株式会社が設立された。昭和3年、新得-鹿追間の営業が開始され、農産物と旅客輸送の動脈として地域開発に大きな使命を果たしたが、自動車などの普及により需要が減り、惜しまれながら昭和43年に全線廃止となった。
 残された蒸気機関車車両は地域の人々の熱意と拓殖鉄道のご厚意によりこの地に保存することとなり、変わりゆくまちなみの中、当時の姿を偲ばせている。
 
鹿追町指定文化財 第3号
 『拓鉄と河西鉄道の交差橋台跡』
 
 指定年月日 平成21年4月1日
 
 河西鉄道と拓殖鉄道の線路が当時、上下構造により交差して運行していた当時の交差橋跡。河西鉄道に続き拓殖鉄道が昭和3年より運行を開始した時から年月を経て、その擁壁と軌道床跡が現存している。長い時間を経てなお現在、崩れることなくその姿を保っており、建設工事の正確さとその苦労を偲ばせる。
鹿追町指定文化財 第4号
 『然別火山群のオパール産地』
 
 指定年月日 令和5年9月26日
 
 然別火山群のごく一部にオパール産地があり、この産地からの産出鉱物について紫外線を当てると蛍光する特殊な現象が近年知られ、調査にてその中にカルパチア石や、2023年に新鉱物として認定された北海道石が含まれていることが判明した。
 数万年前の大地の活動を記す痕跡であり希少性が高く、この産地は失われると二度と復元されないため、指定文化財として指定され天然記念物となっている。
鹿追町指定文化財 第5号
 『鹿追村鳥瞰図』
 
 指定年月日 令和8年2月1日

 吉田初三郎作の鹿追村鳥瞰図では昭和27年当時の鹿追村の様子が見て取れる。
 吉田初三郎は『大正の広重』と呼ばれる鳥瞰図絵師で、全国各地の様々な鳥瞰図を手掛けている。
 この鹿追村鳥瞰図では、今では無くなってしまった地域の学校や神社、その他施設などその時の鹿追の状況がわかる。原図であり、描かれた後の修正の絵の具跡も見て取れる。これは製作当時河西鉄道・北海道拓殖鉄道が運行していたが、昭和26年7月に河西鉄道が廃線となり修正が必要になったからと思われる。
 吉田初三郎の手による鳥瞰図は全国各地で描かれたが、現在原図が残っていることは少なく、貴重な史料である。
 原図は大切に保管されているが、複製は鹿追町図書館・とかち鹿追ジオパークビジターセンターで見ることができる。
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