鹿追高校以外に通う生徒への対応に差が

みなさまの声

 町の鹿追高校以外の高校へ通う子どもへの対応があまりにも差があり、納得できません。
 鹿追町民の子なのに進学のための貸付などはありません。他の町から通う生徒へのバス代などの助成はあります。せめて鹿追町民なのですから、何かありませんか?(2011.7月号掲載)

鹿追町の見解・回答

 「鹿追高校以外の高校通学者への町の対応について納得がいかない」とのご意見ですが、鹿追高校通学者への各種支援措置は、鹿追高校存続のために行っているものです。
 実施は、平成元年にさかのぼります。
 当時、北海道教育委員会の高等学校適正配置計画案の中に、鹿追高等学校の一間口減の原案が出され、残り一間口(40人)では、3年後には鹿追高校自体が廃校になってしまうという危機的な状況に対処するため、「鹿追高校協力会発足」を機に、さまざまな鹿追高校支援策を講じています。
 鹿追高校が廃校になることの影響は、
 【1】保護者の経済的な負担増や子どもたちの通学に関わる精神的・肉体的な負担の増加
 【2】商工業への購買力の低下
 【3】町としての活気がなくなる
などが考えられてきました。
 また、ここ2年から3年間の中学卒業生の数の減少から見えることは、本町の中学校の卒業生だけでは、一間口すら維持することができない状況も考えられます。
 このような点を踏まえ、町では
 ・鹿追町以外の高校に優る魅力ある鹿追高校
 ・国公立大学への進学や就職の夢をかなえてくれる鹿追高校
になるよう、積極的に支援をしているところです。
 また、小中高一貫した教育を実践し、学校現場できめ細やかな教育により、子供たちの成長に大きな成果を上げています。
 支援の意味は、義務教育期間を過ぎた方々に鹿追高校を選んでいただけるよう、鹿追高校存続のための特別措置でありますことをご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
(学校教育課)
このページの情報に関するお問い合わせ先
鹿追町TEL:0156-66-2311FAX:0156-66-1020(庁舎1階) 0156-66-1620(庁舎2階)