鹿追町

　然別湖周辺には貴重な自然がいっぱいですね。以前、士幌高原道路構想があり、士幌高原と然別湖取水口近くをトンネルで結ぶ案がありましたね。然別湖側の出入り口付近を少し登ったところの木の根の洞「ヒカリゴケ」がありました。淡く黄緑色に光っていました。荒らされなく、ひっそりと今でも淡く光っていてくれるといいのですが。このヒカリゴケもジオパーク認定を待っていると思います。（2012.11月号掲載）

　しかおいジオパークへのご意見をいただきありがとうございます。
　ご意見いただいたとおり、然別湖周辺は火山の噴火活動などによってできた特異な地形であり、貴重な動植物が生息する地域であります。
　一方、同地域は鹿追町の観光地として、全国から多くの観光客が訪れ、カヌーや釣り、近隣の山々での登山などアウトドア地域にもなっています。また、町内全ての学校では、小中高一貫教育「新地球学」を実施し、子どもたちへの地域の自然、歴史、文化などを学ぶ独自の授業を行っています。
　現在、鹿追町ではジオパーク構想を実現させるべく協議会を立ち上げ、地域住民と町内外の様々な機関が連携・協力し、特異な地形、貴重な動植物の「保全」と観光地やアウトドア地域、さらには教育資源としての「活用」のためのルールづくりを進めています。単なる自然保護や資源活用ではなく、両者を共存させることで地域の持続的な発展を図ることが大事であると考えます。
　町では、平成25年度の日本ジオパーク認定を目標に各種事業を積極的に推進し、地域住民や観光客などが「郷土を愛する心」「自然を愛する心」を育むことが出来るよう今後も取り組みを進めてまいります。
　今後もしかおいジオパークに対してご意見をいただければ幸いです。