ご挨拶

鹿追町教育委員会  教育長 渡辺 雅人

 鹿追町は、十勝平野の北西部の位置にあり、町の北側は大雪山国立公園の南麓に位置し、 然別湖・然別峡などの豊かな自然環境に恵まれ、街中に花が咲き乱れる人口およそ6千人の美しい町です。
 農業が基幹産業となっており、十勝でも有数の生産量を誇る畑作・酪農地帯です。教育環境の整備には、特に力を注いでおり、神田日勝記念美術館やライディングパーク(乗馬公園)、温水プール等、大変充実した施設を有しています。
 鹿追町の幼小中高一貫教育は、郷土を愛し21世紀の国際社会を逞しく生きる人材の育成をという町民の願いを受け、町内の全学校が文部科学省の研究開発学校に指定されたことをもとに、5才児からの英語教育や環境保全のための教育、高校のコース制の導入など、魅力ある学校づくりを学校・保護者・行政が一体となり推進しております。

幼小中高一貫教育の取り組みについて

 HPへのアクセス、ありがとうございます。本町の一貫教育は平成15年度から平成29年度まで文部科学省の研究開発学校の指定を受け、15年間にわたり英語教育と環境教育を主軸とした一貫教育を推進してきました。
平成30年度以降もその成果を生かし、町独特の特色ある一貫教育に取り組んでいます。
 特色ある英語教育として、姉妹都市のあるカナダをメインとする異文化理解と体験を盛り込んだ授業「地球コミュニケーション」のカリキュラムを5才児及び小学校1・2年生から実施し、幼小中高13年間で『使える英語』と『国際的なコミュニケーション能力』を身に付けます。また、高校1年生の全員がカナダでのショートホームステイを体験する事業も行っています。実際の授業では、学級担任に加え、JTE(日本人英語教師)及びALT(外国語指導助手)によるきめ細やかな指導を行っています。
 本町独特の特色ある一貫教育の2つ目に環境教育があり、「ジオパークのまち」ならではの“Think globally,act locally(地球規模で考え地元で行動する)”をキーワードに、身近な自然から世界の環境問題まで体験を交えて学ぶ授業「新地球学」を総合的な学習の時間のカリキュラムに導入しています。子どもたちに持続可能な社会と地球環境について積極的に考え、行動できる「考動力」を身に付けさせます。
これらの独特の特色ある一貫教育が子どもたちの確かな力となるよう努力を重ねていく所存でおります。
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教育委員会学校教育課TEL:0156-66-2646FAX:0156-66-1859